散る花、咲く花

鐘屋横丁

     

 少し、キツい事を言ったか。思ったが、少女の目は変わらない。手を、優しく握ってくる。彼女なりの返答だ。
「少し、待て」
 自分も服を脱ぐ。少女はその様子を微笑みながら眺めていた。

の感度は、良いほうだった。
 耳を噛み、首筋を舐め、乳を吸う。全てに甘い吐息を漏らしながら感じて、トロンとした目でこちらを見る。
「キスも初めてか?」
「うん」
「そうか。舌を噛むなよ。気をつけろ」
 舌を絡めた。たどたどしく、差し出してくる舌を少し強引に絡めとる。顔を傾け、逃げ場のないように、責め立てる。追い込む。抵抗しようとする両腕を押さえる。
「ん……ッ……ぷはぁ」
「どうだ、大人のキスは」
「息が出来なくなるかと思った」
「可愛いな、キミは」
 乳を吸い、揉み、感触を楽しませて貰った後に秘所に触れた。女はびくっ、と震える。
「湿っているな」
「そこは……」
「少し味見をさせて貰うぞ」
「えっ、あっ!」
 女の秘所を丹念に舐めとると、女はびくびくと身体を大きく震わせた。
「だめ……」
「何がダメなんだ、言ってみろ」
 言わせる気などない。間髪入れずに舐め続ける。ぐちょぐちょと、大きく下品な音が立つ。……やがて女は果てた。
「はあっ、はあ……はぁ……」
「少し休むか?」
「大丈夫……ねえ、わたしも、した方がいい?」
「どちらでも構わん。無理にしろとは言わない。するなら、歯は立てるなよ」
「ん……わかった……」
 女が自身に触れてくる。手で優しく包むようにして、恐る恐る舐め始めた。
「大きい……」
 舌を動かすたび、ぴちゃぴちゃと、音が鳴る。ぎこちないが、十分だった。怒張した自身を握り、一旦その場から離れる。
「少し、待て」
 パッケージを開け、避妊具を取り出す。
「付けるの?」
「キミがもう少し大人になるまではな」
「そう……」
 避妊具を付ける。女は少し面白そうに、その様子を眺めていた。
「さて、試合再開だ。痛いかもしれないが、構わないな」
「うん」


~ 7 ~