注意書き
IQを低くして読んでやって下さい。
マトリがムサシとコジロウに通信を繋ぐと、二人は何やら取り込み中で……?
IQを低くして読んでやって下さい。
マトリがムサシとコジロウに通信を繋ぐと、二人は何やら取り込み中で……?
「……遅い。何やってるのよ、あいつら」
ムサシとコジロウから、定期連絡が来る時間だった。でも、もう5分も過ぎてる。私はともかく、サカキ様をお待たせするなんて許せない!
「ふむ。確かに遅いな。こちらから通信してみるか。ロトム」
サカキ様は、心配しているような声色。ああ、なんてお優しいのかしら!
「はい、サカキ様。ムサシとコジロウのところに繋ぎますー」
そう言うと、スマホロトムは通信を始めた。
RRRRRR……
「ねえちょっと、2人とも、サカキ様から通信なんだけど」
2人はこっちの声にまるで気づかない。人間のやる事はよく分からないけど、何かに夢中みたいだ。
「…………!」
「…………!」
「知ーらないっと。繋いじゃいまーす」
「!!!」
「おお……」
モニターに映し出されたのは……ムサシとコジロウの……その……激しく交わる様子だった。
2人とも全裸で、ムサシはビリヤード台の上にうつ伏せで横たわっている。コジロウは激しく腰を動かしてムサシを突いている。
ま、ま、全く! あいつら、何をやっているの!
「ロ、ロトム! 今すぐに通信を切——」
「いや。切らなくていい」
「サカキ様!?」
「サカキ様がそう言うなら、切りません〜」
ロトムは私の命令よりサカキ様の命令を優先する。当然だ。
「なかなか見られるものじゃないからな」
「ですが……サカキ様……」
「そのうち、こちらに気づくだろう。その時のあいつらの顔を、見てみたくはないか?」
「はあ……」
「それとも、お前にはまだ刺激が強かったかな」
ふふっと、小さく笑われた。一瞬、子供扱いをされたような気がした。それでついムキになってしまって……
「だ、大丈夫です! 私も見ます」
何も大丈夫ではないのに、答えてしまった。ダメな私。
「ビリヤード台の上か。些か、不衛生なのが気になるな……奴らの住処にはベッドもないのか」
サカキ様は真剣に映像を見ている。はあ、一体どうしてこんな事になったのだろう。
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